to be tender

2006年3月29日 旅行日記
薄紅色の花びらが 春風に連れられ
着いた先は 露天の湯

ゆらりゆらりと浮かび流るる花びらの間から
春風に流され 空に消え行く湯けむり

火照った身体を 岩に委ね
それらを見つめて 汗を拭う

顔を上げ 見上げれば青空
身体を浮かべれば 涼風と春の陽だまりに
体温が心地よい状態に落ち着く

目を閉じる。

静かな自然のざわめきだけが
聞こえる。

しばらく閉じていた目を開けたとき
一番に浮かんだのは君の顔でした。

そうだ、冷たいお茶でも君と飲もう。

非日常の中で見つけた「当たり前のこと」を
いとおしく感じられた

そんな旅。

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玲

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